JINー仁ー 第3巻 村上 もとか 他 スーパージャンプジャンプコミックス |
現代の医師が幕末にタイムスリップ、道具も薬もない、さて、ありあわせの技術でどう治す?
なスーパージャンプ不定期連載の医学マンガ。今回の敵は脳内血腫と梅毒と胃潰瘍で胃に穴で内容物漏れ。
メインの梅毒に関しては、判定までもつれこんだけど大差負け、的、むしろ諦めて死んでいく人たちの方にスポットが当てられてて、その辺真っ直ぐなハナシだと思います。仕方ないよね。活性炭吸着とかカラムクロマトとか普段知ってる技術が出てきて、でも素で読んでも気付かされることが多くて、そういう意味でも主人公の仁がかっこいい。
物語の雲行きも怪しくなってきて先も気になるところです。
西洋近代科学と東洋の方法 山田慶児 作陽ブックレット れんが書房 |
タランティーノ! ガイリッチー!
2001の作だよね、これ。
女装趣味警官とピンハネ警官がとっつかまって、無罪放免を条件にとある極秘任務を持ちかけられる。極秘っていってもジャンク風味。あとはエアヘッドで癖のある方々が入り乱れ、脅迫したり銃撃ったり金盗ったり盗られたり。風呂に入らない刑事とか不細工カップルとか前衛ダンサーとかホモ写真家とかクチクサとかヘビメタとかヤク中とかバカ足袋とかカッパとかダイブツとか。
この人は他にもっと弾けてる作があると見た。
→表紙・1ページ
「こいつ、今日は何度天国と地獄を行き来したのだろう」
なんか、ひどくても、イイハナシ、イイハナシ!
明の時代、人を人と思わぬ超タカビー美人の沈夫人(演技上手)の為に、料理人として買われた超お人好しの料理人・李三は今日も働く。李三が苛められるほど料理は美味しくなるのだった。
一見時代物の雅な絵柄でシックなのだけれども、沈夫人と李三の掛け合いがほんと笑えて、おまけに中華のおいしそうな香りも加わって、いい雰囲気。
こういうの、好きです。
ドロヘドロ 三巻 林田球 小学館IKKIコミックス |