■ [レビウ]猫は手がかりを読む(リリアン・J・ブラウン ハヤカワ文庫)
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地方紙の芸術欄を担当することになったベテラン記者のクィラランは、気取屋で気分屋で美食家の美術評論家マウントクレメンズとシャム猫のカウ・コウ・クン(ココ)と同じ家に住むことになる。芸術家たちの愛憎入り乱れるこの街では丁度連続殺人事件が発生して・・・・という猫ミステリ。ココのシリーズ一作目。だそう。
探偵役のクィラランが奔走して回り、ココがちょっとした指摘(?)をするという、手堅くライトなミステリでした。伏線から推理する面白みもあるし、あとは猫の様子とか(筆者はシャムを飼ってるらしいね)美味そうな料理とかの雰囲気を軽く楽しんだりとか。
絶版かもしれないけど(訂正:有名なシリーズだったみたい。動物モノだし・・・)古本屋で別シリーズを安く見つけたら買うかも。
猫買いでした。
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